ジャンプシークエンス
それぞれの略記号の見方は、ソロジャンプと同様で、ジャンプの回転数とジャンプの種類を表しています。
回転数と種類により、基礎点が決まる点も同様です。
ジャンプシークエンスの場合は、行われた2つのジャンプ個々の基礎点を合計し、その合計点に0.8をかけます。
合計された点数に0.8をかけた点数が、そのジャンプシークエンスの基礎点となり、プロトコルに明記されます。
ジャンプシークエンスにはもうひとつのパターンがあります。
フリースケーティングにおいて「全てのトリプル(3回転)およびクワドラプル(4回転)ジャンプのうち、2種類のみを繰り返すことができ、繰り返す場合には、コンビネーションジャンプまたはジャンプシークエンスの中でなければならない。(繰り返し違反)」という条件があります。
これに違反して同じ種類のジャンプを跳んだ場合、2つ目がジャンプシークエンス扱いとなり、基礎点に0.8をかけた点数が、プロトコルに明記されます。つまり、種類のトリプル(3回転)およびクワドラプル(4回転)ジャンプを飛ぶ場合は、片方をコンビネーションジャンプまたはジャンプシークエンスにしなければ、基礎点で損をすることになります。
3T+2T+SEQ |
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3回転(トリプル)トウループ2回転(ダブル)トウループのジャンプシークエンス | ||||
3T+SEQ |
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3回転(トリプル)トウループのジャンプシークエンス扱い (3回転トウループのソロジャンプ2回目) |
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