ルール解説 ・・・・・・・・ジャンプ要素の略記号の見方(シングル・ペア)

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ジャンプシークエンス

ジャンプシークエンスとは、2つのジャンプの間を表外ジャンプやホップでリズミカルにつないで行うことをいいます。 プロトコルには、下記のように「+SEQ」マークで明記されています。
それぞれの略記号の見方は、ソロジャンプと同様で、ジャンプの回転数ジャンプの種類を表しています。 回転数と種類により、基礎点が決まる点も同様です。 ジャンプシークエンスの場合は、行われた2つのジャンプ個々の基礎点を合計し、その合計点に0.8をかけます。 合計された点数に0.8をかけた点数が、そのジャンプシークエンスの基礎点となり、プロトコルに明記されます。
ジャンプシークエンスにはもうひとつのパターンがあります。
フリースケーティングにおいて「全てのトリプル(3回転)およびクワドラプル(4回転)ジャンプのうち、2種類のみを繰り返すことができ、繰り返す場合には、コンビネーションジャンプまたはジャンプシークエンスの中でなければならない。(繰り返し違反)」という条件があります。
これに違反して同じ種類のジャンプを跳んだ場合、2つ目がジャンプシークエンス扱いとなり、基礎点に0.8をかけた点数が、プロトコルに明記されます。つまり、種類のトリプル(3回転)およびクワドラプル(4回転)ジャンプを飛ぶ場合は、片方をコンビネーションジャンプまたはジャンプシークエンスにしなければ、基礎点で損をすることになります。
実際の基礎点については、こちらを参照してください。
3T2TSEQ
この場合の基礎点は(4.10点1.30点)×0.8=4.32点
3回転(トリプル)トウループ2回転(ダブル)トウループのジャンプシークエンス
3TSEQ
この場合の基礎点は4.10点×0.8=3.28点
3回転(トリプル)トウループのジャンプシークエンス扱い
(3回転トウループのソロジャンプ2回目)
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