男子シングルの競技会では、予選が無い場合は、ショートプログラムから競技を行います。
競技会の流れについては、
こちらに記載します。
演技時間は、
2分50以内です。
詳細は、
こちらに記載します。
[男子シングルのショートプログラム(SP)]
必須要素(エレメンツ) |
備考 |
ジ ャ ン プ |
①アクセルジャンプ
下記のどちらか選択
- トリプルアクセル(3回転)
- ダブルアクセル(2回転)
|
- シングルアクセル(1回転)の場合は要件を満たしていないため、GOEは「-3」となる。
- 演技の後半に行われたジャンプ要素は、基礎点が1.1倍になる。(後半のジャンプを参照)
|
②ステップからのソロジャンプ
下記の中から1つ選択
- あらゆるトリプル(3回転)
- あらゆるクワドラプル(4回転)
|
- コネクティング・ステップまたはそれと同等の他のフリー・スケーティング動作からただちに行うソロジャンプ。
- コネクティング・ステップとは、「複数のコネクティング・ステップあるいはそれと同等の他のフリー・スケーティング動作」でなければならない。
- 1つだけのスプレッド・イーグル、スパイラル、またはフリー・スケーティング動作では、コネクティング・ステップという要求を満たしていないため、GOEは「-」となる。
- コネクティング・ステップからただちにソロジャンプが行われなかった場合は、GOEは「-」となる。
- ステップが1つもない場合は、GOEは「-3」となる。
- シングル(1回転)またはダブル(2回転)ジャンプの場合は要件を満たしていないため、GOEは「-3」となる。
- ①アクセルジャンプと③コンビネーションジャンプで使用したジャンプの種類は使えない。
- 演技の後半に行われたジャンプ要素は、基礎点が1.1倍になる。(後半のジャンプを参照)
|
③コンビネーションジャンプ
下記の中から1つ選択
- トリプル(3回転)+ダブル(2回転)
- トリプル(3回転)+トリプル(3回転)
- クワドラプル(4回転)+ダブル(2回転)
- クワドラプル(4回転)+トリプル(3回転)
|
- 上記以外の組み合わせの場合は要件を満たしていないため、GOEは「-3」となる。
- 2つのジャンプの種類は、同種類でも構わない。
(例えば、「4T+3T」「3Lo+3Lo」など。)
- ①アクセルジャンプと②ステップからのソロジャンプで使用したジャンプの種類は使えない。ただし、クワドラプル(4回転)とトリプル(3回転)は種類が同じでも構わない。
(例えば、②で「4T」、③で「3Lz+3T」など。)
- コンビネーションジャンプが行われなかった場合は、 技術審判はどのジャンプ要素がコンビネーションを意図したものであるかを演技中あるいは終了後に特定する。(どちらともステップがあったり、どちらともステップが無かったりと)どちらがコンビネーションでどちらがステップからのソロジャンプであるか特定するはっきりとした方法が無ければ、どちらがソロジャンプでどちらがコンビネーションジャンプであるか、選手に有利なように決定する。
この場合プロトコルでは、「第1ジャンプ+コンボ」と明記される。
- 演技の後半に行われたジャンプ要素は、基礎点が1.1倍になる。(後半のジャンプを参照)
|
ス ピ ン |
④単一姿勢のフライングスピン
⑤単一姿勢の足替えスピンとは異なる姿勢のフライングスピン |
- 8回転以上が必要。
- 回転数が不足する場合は要件を満たしていないため、GOEは「-」となる。
|
⑤単一姿勢の足替えスピン
下記のどちらか選択
|
- 足替えは1回のみ。足換えは踏み換えで行ってもジャンプで行ってもよい。
- 各足6回転以上が必要。
- フライング等のジャンプで開始してはならない。
- 回転数が不足する場合は要件を満たしていないため、GOEは「-」となる。
- スピンは足換え前後に少なくとも3回転なければならない。
- 選択された基本姿勢が、各足少なくとも2回転ずつなければならない。
- 上述の要求が満たされない場合、スピンは無価値となる。
|
⑥コンビネーションスピン |
- 足替えは1回のみ。足換えは踏み換えで行ってもジャンプで行ってもよい。
- 足換えと姿勢変更は同時に行っても別に行ってもよい。
- 各足6回転以上が必要。>
- フライング等のジャンプで開始してはならない。
- 2つ以上の基本姿勢を含み、各姿勢で2回転以上が必要。
- この要求が満たされない場合、スピンは無価値となる。
- 2回転を行った基本姿勢が3姿勢に満たない場合、それはスピンのレベルに反映される。
|
ス テ ッ プ |
⑦ステップシークエンス |
- 氷面を十分に活用した1つのステップシークエンス。
- ステップシークエンスの中には、表外ジャンプを含めてもよい。
- ステップシークエンスは音楽の特徴に合わせて行われなければならない。
- 音楽に合った短い停止は許される。
- 逆行は禁止されていない。
- ターンとステップは、シークエンス全体にバランスよく分布していなければならない。
|