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国別対抗戦

国別対抗戦の出場国選考基準

国別対抗戦の出場国選考基準の選考対象となる大会は、ISU選手権の3つの大会、世界ジュニアフィギュアスケート選手権、グランプリ(GP)シリーズの6大会とグランプリファイナル、ジュニアグランプリファイナルを除くジュニアグランプリシリーズになります。
選考対象の大会の順位をポイントに変換して計算します。計算がおこなわれるのは、世界選手権終了後になります。
計算方法を下記にまとめます。
ただし、毎年行われている国別対抗戦とソチオリンピックでは、ルール・概要が少し違います。特設コーナーのこちらで詳しくのせています。
  1. そのシーズンの世界選手権で、男子シングル上位2名、女子シングル上位2名、ペア上位1組、アイスダンス上位1組分合計する。
    1. 世界選手権でポイントを獲得した選手数が上記に満たない場合にのみ、四大陸選手権またはヨーロッパ選手権での獲得ポイントが採用される。
    2. さらに選手数が満たない場合にのみ、世界ジュニアフィギュアスケート選手権での獲得ポイントが採用される。

  2. そのシーズンのグランプリ(GP)シリーズの6大会とグランプリファイナルで、男子シングル上位2名、女子シングル上位2名、ペア上位1組、アイスダンス上位1組分合計する。
    1. グランプリ(GP)シリーズの6大会とグランプリファイナルでポイントを獲得した選手数が上記に満たない場合にのみ、ジュニアグランプリファイナルを除くジュニアグランプリシリーズでの獲得ポイントが採用される。

  3. 上記1+2の合計が国のポイントとなる。その上位6カ国が国別対抗戦に出場できる。(ただし、開催国が含まれない場合はそれを含んだ7カ国が出場できる。)
   
[各大会順位と獲得ポイント]
順位 世界選手権 ヨーロッパ
選手権
四大陸選手権
世界Jr選手権 GPファイナル GP各大会 JrGP各大会
1位 1200 840 715 800 400 250
2位 1080 756 644 720 360 225
3位 972 680 579 648 324 203
4位 875 612 521 583 292 182
5位 787 551 469 525 262 164
6位 709 496 422 472 236 148
7位 638 446 380 213 133
8位 574 402 342 191 120
9位 517 362 308 108
10位 465 325 277 97
11位 418 293 249
12位 377 264 224
13位 339 237 202
14位 305 214 182
15位 275 192 164
16位 247 173 147
17位 222 156 132
18位 200 140 119
19位 180 126 107
20位 162 113 97
21位 146 102 87
22位 131 92 78
23位 118 83 70
24位 106 74 63

国別対抗戦のルール

国別対抗戦では、国別対抗戦の出場国選考基準によって参加国が決められます。各国男子シングル2名、女子シングル2名、ペア1組、アイスダンス1組のチームになります。参加出来る選手がいない場合は、その種目は不参加ということになります。
各種目の順位をポイントに置き換えて合算して、各国の順位を決めます。順位とポイントは下記になります。
ただし、毎年行われている国別対抗戦とソチオリンピックでは、ルール・概要が少し違います。特設コーナーのこちらで詳しくのせています。
   
[各種目の順位とポイント]
順位 男子シングル 女子シングル ペア アイスダンス
1位 12 12 12 12
2位 11 11 11 11
3位 10 10 10 10
4位 9 9 9 9
5位 8 8 8 8
6位 7 7 7 7
7位 6 6
8位 5 5
9位 4 4
10位 3 3
11位 2 2
12位 1 1
各国の合計ポイントは並んだ場合は、下記に従います。
  1. 当該チームの異なる種目における2つの最高ポイントを比較し、順位を決める。

  2. 1の合計ポイントがタイになった場合は、その上位2つの種目の合計スコア(得点)が髙いチームが上位。
  3. 2の合計スコアがタイになったの場合は、3つの異なる種目の上位3つの合計ポイントが高いチームが上位。
  4. 3でタイになった場合、その3つの種目の合計スコア(得点)が高いチームが上位。